平成30年7月豪雨で被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
この度、日本ヨーヨー協会(JYYA)では、岡山県倉敷市真備町のこどもたちを受け入れている児童施設に対して、ハイパーヨーヨーの寄贈と体験教室を行いました。
支援活動の経緯について
本協会スタッフの金辺が倉敷市の出身で、お盆に帰省した際に被災地ではこどもたちの遊び道具が不足しているという話を聞きました。※8月中旬の話です。被災直後は食料や生活必需品が優先されます。
そこで日本ヨーヨー協会として支援することができないかを倉敷市の防災危機管理室に相談したところ、真備町のこどもたちを受け入れている児童施設をご紹介いただきました。
支援活動レポート
日本ヨーヨー協会(JYYA)の金辺です。8月28日(火)に「船穂児童クラブ」様、8月29日(水)に「薗児童クラブ」様でヨーヨー教室を実施しました。
また、スケジュールの都合で私は伺えませんでしたが、岡山県在住のデモンストレーターあらぽんに協力してもらい、8月24日(金)に「元気ほいだっこクラブ」様、8月27日(月)に「呉妹たんぽぽ児童クラブ」様、9月1日(土)に「ながおきっZ児童クラブ」様でも同様の活動を行なっています。
船穂児童クラブ
当日は真備町を経由して施設に向かいました。
すでに災害から1ヶ月以上が経っていましたが、いまだ道路の脇には土砂が残り、家屋には窓ガラスがなく、街の中心施設の駐車場には瓦礫が山積みという状況でした。
そうして船穂児童クラブ様に到着。こちらの施設は真備町とは別の地域にありますが、一時的に真備町のこどもたちを受け入れています。
こどもたちはというと…元気!笑顔!そしてぐいぐい来る(笑)
とても嬉しかったのですが、ヨーヨーを教えるのは大変です。「後ろの子が見えないから下がってー」と言いながらヨーヨー体験教室を進行しました。
薗児童クラブ
翌日は真備町にある薗児童クラブ様に伺いました。こちらは避難所でもある倉敷市立園小学校に併設されている施設です。
こちらもこどもたちは元気いっぱいです。およそ1時間半のヨーヨー体験教室の間中、夢中になってヨーヨーで遊んでくれました。
ヨーヨー体験教室終了後こどもたちからは「ヨーヨー楽しかったー、また来て!毎日来て!」との感想を聞けました。毎日はさすがに無理ですが、ぜひまた伺いたいと思います。
ハイパーヨーヨーの寄贈
各イベントの終了後には、こどもたちや施設にハイパーヨーヨーをプレゼントしました。今回プレゼントしたハイパーヨーヨー「ステルスレイダー」「ハイパーレイダー」はおよそ20年前に生産されたヨーヨーですが、まだまだ遊べますので、お友達やご家族ではもちろん、ボランティアで真備町を訪れている皆様とも一緒に遊んでもらえれば嬉しく思います。
おわりに
以上で平成30年7月豪雨被災地(真備町)児童への支援活動のご報告をおわりたいと思います。
今回の支援活動の実施に際し、倉敷市防災危機管理室、倉敷市子育て支援課、各児童施設職員の皆様には大変お世話になりました。この場にて改めてお礼申し上げます。
また、急なお願いにも関わらず5日間フル参加してくれたデモンストレーターあらぽん、お手伝いしてくれた岡ちゃん(8/29)、カツキさん(9/1)にも謝意を表します。
今回は倉敷市真備町のこどもたちに限定しての支援活動となりましたが、同じく自然災害で被災された全国各地のこどもたちに対しても、日本ヨーヨー協会としてできる範囲での支援を検討しています。
本記事を読んでご要望などございましたら、お問い合わせフォームよりお知らせいただけますと幸いです。